恐竜について知っておきたい基本的な知識をわかりやすく解説
恐竜は約2億5,200万年前〜6,600万年前の中生代に生きた爬虫類の一群。直立した姿勢で歩く骨格構造が特徴で、現代の鳥類はその生き残り(鳥型恐竜)です。翼竜や魚竜は恐竜ではありません。
恐竜は腰(骨盤)の骨格から「竜盤類」と「鳥盤類」に大別されます。竜盤類には肉食の獣脚類(T.レックスなど)と草食の竜脚類(ブラキオサウルスなど)が含まれます。皮肉にも鳥類は竜盤類から進化しました。
かつては変温動物とされていましたが、現在の研究では少なくとも一部の恐竜は温血動物(内温性)だったと考えられています。骨の成長速度や羽毛の存在がその根拠です。
すべての恐竜は卵生でした。マイアサウラは巣を作って抱卵し、子育てをした証拠が化石から見つかっています。一部の恐竜は社会的な行動をとっていた可能性があります。
1990年代以降、中国遼寧省を中心に羽毛を持つ恐竜化石が相次いで発見されました。羽毛は飛行以前に保温や求愛のために進化したと考えられています。
約6,600万年前、メキシコ・ユカタン半島に直径約10kmの隕石が衝突(チクシュルーブ衝突)。衝突の冬・酸性雨・大規模火災で食物連鎖が崩壊し、非鳥類型恐竜が絶滅しました。
生物が死後、河川や湖の堆積物に素早く埋もれることで分解を免れます。数百万年をかけて骨の成分が鉱物に置き換わることで化石が形成されます。化石になれる確率は非常に低く、発見された化石は奇跡の産物です。
鳥類は現生の恐竜です。始祖鳥(アーケオプテリクス)からの系譜が約1万種の現代鳥類へと続いています。ニワトリのDNAはティラノサウルスとの類似性が確認されています。
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